ギアナ高地 巨大陥没穴

ギアナ高地は、南アメリカ大陸の北部にある、ベネズエラをはじめ六つの国と地域にまたがる卓状台地です。
そこには山頂が広く平らな100以上のテーブルマウンテンがあります。
そのうちの一つ、ブラジル国境に近いところにあるサリサリニャーマというテーブルマウンテン。
このテーブルマウンテンの山頂の面積はおよそ400?。
ここには少なくとも8個の巨大陥没穴がありました。
今回番組のミッションは、その巨大穴の一つに懸垂降下してその穴の内部を探検することでした。
探検チームは山岳ガイドなど地元のスタッフなど6名と日本から行ったスタッフ4名。
そしてポータをしてもらった現地のジェクアナ族の人たち10名
総勢20名、川を下り山をのぼり 全行程130キロ5日間の探検ツアーでした。
今回のルートはノルウェーの登山家グループが開発したもので、ジェクアナ族の協力のもと1987年に初踏破を果たしたものです。
日本人では私たちの取材班が初めて挑むことになりました。
懸垂降下する陥没穴の直径はおよそ180m。
深さは正確に計測されていませんが、100m以上は確実にあったようです。
今巨大陥没穴はどんな世界が広がているのでしょう。
地元のジェクアナ族の伝説には、陥没穴の中にはたくさんの人食い鳥が住んでいると言います。
その人食い鳥が人間を食べるときの音が、サリサリと聞こえたので、陥没穴のある山を
サリサリニャーマと呼ぶようになった言われています。
現地に行ったスタッフには本当に申し訳ないのですが、まさに命がけの取材でした。
貴重な映像のオンパレードです。

放送日:11月18日 21:00~21:54
放送局:BS朝日 地球大紀行
タイトル:

地球最後の秘境! ギアナ高地
   テーブルマウンテンの巨大穴に潜入! 
   地球創世の神秘に挑む